ケンブリッジ英検をとったよ
今回の留学で、ケンブリッジ英検FCEという検定に合格しました!
自分への備忘録として、少し書いておきます。
まず、試験内容は
・リスニング
・リーディング
・ライティング
・スピーキング
に分けて行われます。
私は、上記3つが1日目、
スピーキングが2日目という2日間に分けて行われたんですが
これはその時の試験によるようです。
また、ケンブリッジ検定はレベルごとにいくつかの種類に分かれています。
詳しくは面倒くさいので公式サイトなどでご確認ください笑
FCEはUpper intermediateレベル。
TOEICで当てはめると800点台後半~900点くらい、と言われているらしいです。
私はTOEIC900点以上持っていますが、体感的には900以上とるより大変でした!
ちなみに私の時は試験料が335ドル!!
めっちゃ高!!!
こんなにお金ないのにこれで落ちたら悲劇じゃん、と
頑張る動機付けにはなったかも。
★スピーキング★
特徴があるのがスピーキング!
面接式なんですが、ふたり一組で行われます。
このペアは、学校の対策コースに通っていれば大体クラスメートになると思いますが、
個人で受験したり、個人で受験する人が混ざった場合は、
初対面の人と組むことになります。。
私はよく知るクラスメートとペアになれたのでリラックスしてできましたが、
私のクラスメートの一人は、個人受験の子とペアになっていたので
ちょっとかわいそうに思いました。
まずは面接官から名前や出身地などを簡単に聞かれ、
短い自己紹介タイム。
そして個別に質問をされたり、
ペアの人が答えた内容について、あなたはどう思う?と聞かれたり、
二枚の写真を見せられて、
「共通点や相違点は?」「この写真の人たちはどう楽しんでいる?」
というような質問の答えを一分間つらつら話したり
テーマを与えられて、ペアと一緒にディスカッションをしたり、
そんな感じで、たぶん10分くらいの試験があります。
コツは、とにかくさえぎられるまで話し続けること!
「あなたの出身地は?」という質問に、
「日本の北海道です」という一言だけでは絶対にダメ。
どれだけ意欲的に英語を使っているか?がとにかく重視されます。
なので、「出身地は日本の北海道というところです。
北海道とは日本の北の方にある島で、冬は雪がたくさん降って寒いです。
でも景色もきれいだし、食べ物もおいしいところで、世界中から観光客も来るんですよ!」
くらいめっちゃ話すことが大切です。
そんなんまで聞いてないわ。。ってところまで話しましょう(笑)
★リーディング★
リーディングセクションは、
Use of Englishという文法的なパートと、長文読解のふたつに分かれます。
選択肢問題と、記述式の問題両方あります。
記述式はスペリングミスも厳しく見られるので、とにかく正確さが第一!
(イギリス英語のスペリングです)
あと、長文問題で穴埋めっていうのかな?
一文が抜き出さているのがいくつかあって、
それが長文中のどこに当てはまるかを答える問題があります。
これが一番嫌いだった!
長文の前後もしっかり理解していないと答えられない。
しかも、どこにも当てはまらない余計な一文も選択肢に含まれています。
これが本当にやっかいだった。。
★ライティング★
FCEの場合、ふたつの作文をします。
ひとつ目はエッセイ。
テーマがあり、たとえば「若い人たちは食生活に無関心な人が多いといわれています。
あなたの意見は?」のようなテーマが与えられます。
ふたつめは選択式。
その試験によりますが、たとえばe-mail、article(校内新聞記事など)、report、reviewなどの中から好きなものを選びます。
それぞれにテーマが指定されているので、
自分にとって書きやすそうなものを選んでOK。
ライティングに関しては決まったルールや、
この表現を入れるとよい、こうした方がスコアが伸びやすい、
などのコツがあるので独学だけでは対策しづらいと思います。
オンラインで有料のサービスもあるみたいなので、
ネイティブで、かつ試験をわかっている人に添削してもらうのは必須だと思います。
私も学校でたくさん書いて、たくさん添削してもらって、
たくさん質問しました!
学校の模試では結果良かったんだけど、
本番では一番点数低かったのにはちょっとびっくり(笑)
★リスニング★
リスニングと言いつつ、
聞きながら、問題文も同時に読んで回答していくので
読解力とマルチタスキングが求められ、苦労しました。。
(文をぱっと見て理解できるスキルが不足していたので。。)
ただケンブリッジFCEは2回繰り返してくれるのが救い。
これがないと本当に地獄。
選択問題だけじゃなく、記述式もあります。
英語はほぼイギリス英語かな。
オーストラリアとニュージーランド英語も混じっているらしいのですが
私はよくわからなかった(笑)
TOEICのように、アナウンサーみたいなしっかりきれいな英語ではなく
途中どもったり、つっかえたりするようなかなり自然な英語です。
リスニングは一番手ごたえがなくて自信がなかったんですが、
4技能のうち一番良くて、満点に近い点を取れたようです。
半信半疑。。。笑
こんな感じで4技能にわたる試験がケンブリッジ検定です。
私はTOEICもけっこう頑張って勉強してきましたが
TOEICよりも大変でした。。。
スピーキングとライティングの試験も加わったからというのもありますが
コミュニケーション重視の資格試験ということで
授業でもこれでもかー!と話していきます。
気分が乗らない日、具合があんまりよくない日でも
とにかく発言しなければいけないのはけっこう大変。特に日本人。
ただ、私は少人数のクラスだったので、よりリラックスして発言できたのは
ラッキーだったと思います!
日本でこの試験対策するのはけっこう難しいと思いますが
語学留学する方にはおすすめ。